「歯科用レーザー(Er-Yagレーザー)」を乳幼児の歯の強化、歯周疾患治療などに用いて患者様の痛みを軽減しながら処置を行っております。当院はEr:YAGレーザー臨床研究会の会員です。
レーザー治療は最先端の歯科治療
痛みのない歯の治療はすべての患者様の望みです。無痛で治療することは、歯科の課題として研究に研究を重ねられてきました。そこで、痛くない歯科治療の最新のトレンドとして、レーザー治療があります。
大切な歯をできるだけ残すためにも、歯の治療による不快感をなくすためにも、レーザー治療は歯科治療にとって重要な治療方法のひとつです。
レーザー治療の特徴
- 1.痛みが少ない
- 2.削る時に嫌な音がしない
- 3.削る歯の量が少なくてすむ
といった特徴があげられます。また外科処置、フッ素塗布にも利用しております。
(注)すべての症例で使用できるものではありません。
Er:YAGレーザーについて
当院で使用しているEr:YAGレーザーは、歯を削ることが認可されたレーザーで、水を併用するので痛みの発生が最も少ないレーザーとして評価されています。また、生体組織の水分に対する反応が高く、発熱が少ないため、表面が黒く焦げるなど周囲の組織への影響がほとんどなく、安全性の高いレーザー装置といわれています。
治療時は虫歯の部分だけを取り除くことができるため、健全な部分を多く残すことができます。また、歯だけでなく歯周病など多くの治療に用いられています。
1.痛みの少ない治療が可能
レーザー治療は、ほとんどの治療が無麻酔(麻酔無し)でできるほど、痛みを最小限に抑えられます。
麻酔注射による痛みや不快な思い、恐怖を感じることがないだけでなく、菌を除去する効果があり、処置後の早い治癒も期待できます。
2.不快な音や振動がほとんどありません!
「ガリガリ」と振動しながら歯を削る音は、誰でも敬遠してしまいますね。治療が終わってからも、不快な気分が続くこともよくあります。
今までは歯をドリルなどで物理的・器械的に削っていたので不快な振動などは必ずともないましたが、Er:YAGレーザーによる治療はレーザー光で組織を蒸散していくので基本的には振動はありません。ドリルが回転するあの「キーン」や「ガリガリ」と歯を削る振動音もなく、ストレスの少ない治療が受けられます。
3.虫歯はもちろん歯周病の治療にも
歯周ポケット内にレーザーを当てることで、歯石を除去すると同時にレーザーの熱によるポケット内の除菌効果があります。